納豆には高血圧予防に欠かせない、カリウム・マグネシウム・カルシウム・タンパク質を多く含む万能食材です。また納豆のネバネバ成分にはタンパク質分解酵素であるナットウキナーゼが含まれています。このナットウキナーゼには血管にできた血栓を溶かす働きがあると言われます。血栓が血管に付着する事で動脈硬化や血液の流れが悪くなり高血圧に繋がるため、納豆は是非とも食事に取り入れて欲しい食材です。ただしリンも多く含まれるため透析が必要な方は注意が必要です。
血栓に関する記事は「なぜ人は高血圧になるのか。高血圧を引き起こすメカニズム」をご覧ください。
高血圧予防で気になる、納豆の主な成分と成分グラフ
カリウム:600 mg
ナトリウム:2 mg
マグネシウム:100 mg
カルシウム:90 mg
リン: 190mg
タンパク質: 16.5 g
カロリー:200 Kcal
ナトリウム:2 mg
マグネシウム:100 mg
カルシウム:90 mg
リン: 190mg
タンパク質: 16.5 g
カロリー:200 Kcal
納豆の旬の時期
納豆は年中スーパーで購入ができ、価格も安く手軽に入手が可能な食材です。
納豆の成分や効用、料理のポイント
納豆は手軽に取れる食材ですが、注意すべき点として納豆に含まれるタンパク質分解酵素のナットウキナーゼは、熱が加わると効果が無くなってしまいます。そのため加熱をしない調理方法が望ましいです。納豆にワカメやオクラに和えてみたり、マグロと和えたりと前菜として調理を行うと、加熱をせずに手軽に調理を行うことが可能です。
調理せずに納豆は食べることができる食材ですが、その場合は醤油を混ぜすぎて食べると元も子も無いです。できれば醤油を混ぜずに食べる、または鰹節など旨味がある食材を混ぜるなど工夫をして下さい。
どうしても納豆が苦手という方は、サプリメントでナットーキナーゼを摂る方法もあります。
※ただしサプリメントは補助食品。食事をバランスよく摂りましょう。